これからの地球の未来がどうなるか考えてみると、哲学とイノベーションが圧倒的に必要だ
2050年には人口が90億人を突破します。
そして、世界のGDPは、1990年代~2003年まで30兆ドルをフラフラしていました。
でも、この10年で倍の69兆ドルになりました。
GDPの額とは、総売上というより、全人類の資源消費額を意味する。
この金額が下がることなんかありえない。
リーマンショックですら、結局はほとんど さがらず、翌年にはリーマン前以上に伸びています。
そして、人口分布ですが、BOP(ベースオブピラミッド)が変化します。
新中間層といって、お金持ちと貧困の間の層が、14億人から40億人も増えて54億人になります。
そして、世界が一つにつながりすぎたおかげで、人類のリスク管理能力は著しく低下しています。未来が予測可能かどうかのリスク指標であるVIXの値が10~20前後の社会が、リーマンショックで90。昨年は45前後まで上昇。(45だと、ロシア通貨危機やアメリカ同時多発テロ、エンロンショックの水域)
今から自分が生きて死ぬまでの50年。
人類の50%の労働力は、機械のスマートさに奪われ、それでも減少することのない恐ろしい消費額と消費者の数。
そして、1国でも経済危機になれば、世界同時に危機が波及する。
リスクコントロールのできない社会。
核兵器の制御が定まらず、国際紛争の平和的解決も定まらない社会。
あらゆる資源が足らず、その利権争いにおいて、戦争が新たに起きる。
特に戦争するとすれば、水資源。
人類が経験したことのない、こんな滅茶苦茶な前人未到な世界を誰もが歩んでいきます。日本だけが無関係。そういうわけにはいきません。
会社組織というコンセプトができて、350年。これも、終焉を迎える時代がくる。
21世紀を生き切るだけでも、大事な家族を守る。
こんなに小さな単位の幸せを創るだけ でも、突破力のある個人で経済界に君臨している必要がある。
イノベーションが数と質が従来の何十倍も、今後の未来には必須です。
(天才的な教育者・機関と、シリアルアントレプレナーが100倍くらい必要だ。)
創造力と創作力。イノベーションを起こすには、これが起点。
そして、この起点を生むのは、閃きと圧倒的な知識を有機的に課題に対して繋げること。そして、仮設を高速回転して、修正しつづけ、失敗から撤退し、アイデアのピボットをすぐ にできるだけのタフさをもつこと。米のように公共から離れて、市場原理だけで経済が動くのはもはや悪いことであり、 目先の個社の利益が、外部性における不利益を考えないのは悪であり、均衡を保つ役割の宗教は何の解決にもならない。
ゴールドマンサックスが不良債権化するの知っていて、サブプライムを販売したおかげで、リーマンショックが起きる。世界は大ダメージです。儲かっても未来の世界に害が発生するビジネスは成り立たない。 負の外部性といいます。この外部性を抑えるには、倫理・哲学が必要。その役割を担うはずの宗教は、隣国の人々を殺すための動機を与えるにすぎず、時の支配階級にとって有利になるようにしか働いていない。自分に課す基準と他人に課す基準が違う者を偽善者という。マタイの福音書に書いてあるキリスト教こそが、偽善であるロジックエラー。
生きる哲学は、科学にはない。人生の意味を科学は与えてくれないので、 人間が生きること。これには、今後の哲学が必要。
これからの未来に対して、全ての人間に関係する話です。リアリティーがないまま、何の準備もなく、これからの10年を歩んでしまった人は、もう取り返しがつきません。
未来を見据えて、イノベーションを起こそう。
未来の当たり前のこと。は、現在のあり得ないこと。
時間は、必ず未来から流れています。
未来を見据えて、イノベーションをバシバシ起こしてやります。