Chaos Smart

「私は、私が無知であることを知っている」 複雑性、物事の根本に関わる深い叡智をえるブログ

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

科学の進歩には一定のレベルでの客観性などない。ということ。

私たちの知識は、生まれた場所と時代に左右されることが非常に多い。 他の人が私に教えてくれたこと、私が想像できるものごとそのものに左右される。 世界について私たちが知っていることには、 歴史的・文化的な視点からの見方が例外なく関わっているからだ…

多くの人が抱える問題の根源についてのいくつかと、だからこそのコーチの信条について

問題1:外部のリソースから幸福を得ようとする 幸福に対して、「もし○○があったら、幸福になれる」と、幸福を条件づけ問題にしている人たちです。条件が満たされた状態のときのみ、幸福感を感じるひとです。この考え方であるかぎりは、どれだけ成功したと感…

我々が知っていることを、どのように知っているかについての学問

「NLPとはコミュニケーションツール、あるいはビジネスツールである。」 と、初心者への入り口としての説明ならば許容できていたが、相手の知識によって説明を変えるのではなく、指導者が本当にただのコミュニケーションツールとしてしか理解がなかったり…

視覚の隙を突いて、空間をねじ曲げる「世界の起源」という作品

21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa L'Origine du monde(世界の起源) ■作品解説 薄暗い展示室に入ると、足下から天井まで部屋いっぱいに傾斜したコンクリートの壁面があります。その壁面には、巨大な黒い楕円形の色面が広がっています。そ…

本当は誰も、ここがどこか知らない。そもそも人間は生まれていないのかもしれない。

100年後の人類へ 今の存在性が壊れることについて考えていること。 思考によって創造された偽りの自己感覚である『私(自我)』は、どのように証明しようとしても思考の産物でしかないので、偽りの自己が気づきによって消えてしまうと人はあらゆるものとひと…