「難しいけど実現したらすごく意義があること」をやる意義について。
結論は、日常ではあまり意識している人が少ない領域の身体知、身体化された教養
が身に付くから、難しいことをやった方がいい。
知識や教養が身体化されるという感覚を持っている人は少ないが、存在します。
どんな状況にあっても、環境、境遇にあっても、呼吸が止まらないように、思考すべきポイント、発言すべきポイントをずらさずに瞬間的に必要な「解」を得る。もしくは、必要な知識が勝手に「言葉」となって出てくる。
ビジネスの細かい数字を見ても、どこがおかしいか瞬時に分かる。
これが、無意識の作用で起こすことができる。
身体知を上げていくには、脳の機能のつながりを強化すると同時に、学際的にありとあらゆる知識の繋がりが起こるまで徹底的にやる。
どこかの一流大学のPh.Dを取得できるほどの学術知識、教科書を頭に流し込み、論文を勝手に書いてしまう。
このプロセスを何回転も高速に回すことで、「身体化された教養、身体知」というものが生まれる。そうじゃない人もたまにはいますが、本来、学者は博士号を取得する過程の中で、この身体知を身につけているはずです。
思考系、感情系、運動系、伝達系、記憶系、理解系、視覚系、聴覚系などの脳の機能は、つながることで全体の能力が上がるため、使っていない系を刺激すると脳は賢くなる。
学生は、思考系に本当の刺激を与えていないので社会に出てからが勝負。
思考系と感情系から入ると良いが、学部レベルの学業のパターンを思考系刺激だと思っていると間違いで、答えのない問いに、誰しもが納得できる結論をはじき出せて初めて思考系に刺激が届く。
感情系は、人生素晴らしい出来事トップ10を創るなり、1日5つ以上、他者への感謝を文書化しておくことで鍛えられる。
運動系は、歯磨きなどの習慣動作を利き腕と反対で行うことや、目をつぶって片足立ちが有効でしょう。何かを同時にやるのも有効。
さて、「難しいけど実現したらすごく意義があること」をやる意義について。
意志がなくなる不自由な安定を過ごす日常。
と、
意志を貫く自由さの中で、結果が非常に不安定な日常。
あなたが、どちらの日常に多くの時間を過ごしているか。
結果が非常に不安定な日常を過ごすには、今の出来上がった自分を常に破壊して、安心領域(コンフォートゾーン)から 抜けるには、毎日を生きることになる。
しかし、人間は安心領域にいることで、成果は最大化することも真実。
この矛盾を超えるには、
最低限必要な論理的思考能力ができることを前提とし、アプローチする際には解が見えていない課題を徹底的に考え抜き、教養をベースとした考える力と自分の意見を発信しきれる力を徹底的に養成する過程で身に付く身体知の完成度が必要。
常識だとされている物事の危険性や、事実だと信じる情報が事実ではないことを知り、情報の真偽を考えることで、情報の真偽に関わらず、情報から真意を洞察できる知性を有すること。
知識や情報を自分の体験や経験の中から咀嚼し、行動を起こし、その行動から起因するあらゆる反応を新たな刺激として、何かが自己の内側から肉薄する直感とともに分かる。という分かる。
また、知識はすぐれた創造的思考の基礎ではあるが、それだけでも十分ではないです。 難しくて実現したら凄く意義あることで、成果を生むためには、特殊な断片的知識は、まったく役に立たない。知識は、よく消化されて、最終的に、新鮮な組み合わせと関連性をもった姿となって心に浮かび出てこなければ知恵にはならない。
この知恵と言っているものが、身体知のひとつの形です。
無意識は身体性にあり、身体性は感覚によって引き起こされるので、感覚を動かすアクションよって、狙った無意識のゴールへ誘導する。
圧倒的な情報抽象度を操るようなことも、それに貢献する。
例えば、以前に紹介した気功とかも。↓
New Approach of Leadership Development Training - Chaos Smart
これは、リーダーシップ開発として生み出しましたが、もちろん
圧倒的な身体知の獲得にもなっています。